第15回公演
「ぼくらの街にサンタが降る夜」 99年 12月
出演:水流俊一/太宰葉奈子/北村純子/内海伯太/今川巻子/大野晃紀雄/
神田英樹/吉田ミサイル/松木晋祐/畔上義夫/赤坂有里子/辻アヤト/
木目田誠一/菅原喬/ume/緑野大地ほか

性懲りも無くウエストエンドスタジオで3時間芝居を9ステージ。しかも20人の
キャスト中10人が初舞台だった為、えらい苦労を背負い込んだ作品。原作は「
34丁目の奇跡」で蓮(REN)テイストで豪華に飾り付けしてある。
なんと言っても忘れられないのは、開演6時間前に女優が入院した事。3時間後に
劇場に到着したのは、他ならぬ北村純子であった。彼女は猛スピードで台詞を覚え
、水流、太宰の助けもあって9ステージを演り遂げる。
また、緑野がよく口ににする「蓮(REN)は小劇場演劇の役者の交流の場として機能
している」という言葉通りになったのも特徴の一つ。2000年に入って、蓮(REN)
意外の場所で今川・神田が、大野・菅沢が、緑野・神田が、赤坂・大野・内海が、
それぞれ共演している。それらはやはり、この公演に参加したのがきっかけである。

畔上クンの独り言
この公演はなにしろ14回公演終了後、俺と大地だけになってしまい
1からやり直した公演だった。そこから役者を集めたので苦労した。
俺がやった役は『MIB4』。悪団の手下の一人。相手役の『MIB5』とは
稽古場でも結構好き勝手にやっていた。(良い意味で)な気がする。
公演中にインフルエンザで役者がバタバタ倒れていったのを
覚えている。(ホントに本番中に倒れた奴がいた。)