20回チラシ資料無し 第20回公演
「今宵サンタ募集〜クリスマスにつき〜」 00年 12月
出演:児玉夕紀/つばさ/愛原こず江/田辺慎也/加藤勇二/本間美保/
松木晋祐/中沢数美/佐々木麻衣/大野純也/槇村空/あいら/チェリ/
伊勢タケル/笑蟲/畔上義夫/尾島幸茂/今福悟/緑野大地/(深谷瞳)ほか

緑野大地劇団蓮(REN)引退作品公演。この公演で座長が緑野大地から畔上義夫に
交代。今後、緑野大地は蓮(REN)とは違う形の劇団、もしくはプロデュースをして
やって行きたいとのこと。ただ、蓮は蓮で残して起きたいと言う事で座長を交代した。
お話の方は3年連続のクリスマス公演。そして一応(?)の完結編。

 畔上クンの独り言
  この公演でなんと俺が座長になってしまった。緑野大地考えによりいきなり
  決まりました。「蓮とは違うプロジェクトで芝居をするのと、客演を数多く
  やって行きたい。」という大地の考えのもと蓮には裏方としてこれからも
  協力して行くとのこと。
  さて、公演の話し。3時間で1週間、20人芝居。そしてクリスマス公演の
  完結編となった今回の20回公演ですがこの公演も稽古開始から11月中旬
  までキャストが集まらなくてほとんど稽古にならなかった。最初の通し稽古
  をやった時、元々脚本が長かったのもあったけれどなんと4時間半を超える
  長さになってしまい大幅な台本カットとキャストが足らなかった事でキャラ
  のカットをし、なんとか本番までに休憩の15分を除けば3時間を切るくら
  いまでに凝縮してできた話しだった。それ以外にもこの公演は大変なことが
  起きていて、公演の四日前にヒロインだった「深谷瞳」がなんとバイク事故
  で鎖骨骨折になりリタイヤすると言うアクシデントが発生しパニックになっ
  た。結局20回公演を観たお客さんが気付いたかは知らないがホントはいる
  はずの主人公グループがごっそりカットにしてしまいそれでも話しが繋がっ
  てしまう所がこれまた凄いと思うのだがアクシデントはさらに起きました。
  公演期間中の3日目の立ち回りの返し稽古中、誤って俺の敵役だった「今福
  悟」の顔面を殴ってしまい今福は顔面を腫らせてしまい、俺はなんと左コブ
  シを骨折してまうという怪我をしてしまった。そして本番。悪い事とは手に
  手を繋いでやってくるもんで俺が骨折した左手が使えなかったおかげで俺の
  顔面と「大野純也」の顔面がぶつかって大野純也の額が切れて本番中流血し
  ながらやっていたという自体が発生したという日だった。その日の公演後、
  病院に行ったところ今福は4針、大野は6針、俺にいたっては左手コブシの
  粉砕骨折という診断、治療をしてもらい次の日を向かえた。俺も多分他の2
  人も痛かったとあ思うがなんとか無事(?)公演を終了する事が出来た。
  この時ばかりは役者スタッフには多大なる心配をかけたと反省するばかりで
  ホントに感謝、感謝でございました。