第27回公演写真集
まずは役者紹介!


その1
サタンとサティ
手前がサティ役の徳武宏子、後ろがサタン役の
大倉友之の二人。「人では無い者達」の主人公
とも言える二人です。
なにかとからむシーンの多かったサティとサタ
ンですが、前半のサティの立場を後半変えたの
がサタンであり、又サタンの立場を変えたのも
サティでした。対照的な二人ですが、主人公マ
サルを間に挟んで様々な気持ちの変化を現す難
しいキャラだったと思います。
その2
ワラワラとビンボ
左がワラワラ役の前島しのぶ、右がビンボ役の
阿左美慎吾。ワラワラは全編通して出番は多か
ったが台詞が極端に少なかった。が、一言一言
にインパクトのあるキャラだった事もあり、お
客さんからのアンケートも好評だった。
ビンボ役の阿左美慎吾はこの公演を機に劇団員
に正式に決まった。久しく演劇から離れていた
が前回公演からの参加で見事に役者として返り
咲いた事になる。キャラの話しをすると、この
二人、なにかとオモチャを出し実際にやる事が
多かったが、オモチャの扱いについてはかなり
練習していたのが印象的でした。ちなみに出て
来たオモチャはけん玉、お手玉、ヨーヨー、他
いろいろありました。
その3
かぐやとタクロー
左がかぐや役のMARIと右はタクロー役の沢
田ひろあき。二人とも蓮公演ではすっかりお馴
染みとなったベテラン組。スーツを着たサンタ
クロースとチャイナを着たかぐや姫という設定
からキャラも濃い感じだった。大変だったのは
タクロー役の沢田がかぐやに幾度となくぶっ叩
かれて痛い思いをしていた。一方かぐや役のM
ARIの方は稽古中でも中々遠慮して強く叩け
ず稽古でも何度も練習していた。沢田にしてみ
ればたまったものでは無いはずだ。(苦笑) 
その4
ゴッド
言わずと知れたゴッド役の座長アゼガミです。
ゴッドという役は、出番も少なく後半にちょこ
っと出て来て良い事を言って終わるというおい
しい(?)キャラ。今回、作・演出・出演とい
う忙しい状況化の中、どうしても長い時間舞台
に立つ事が出来ず、「次はたくさん出るぞ!」
と本人は言っている模様。この格好での出番よ
り、「郵便屋」としての衣装を着ての出番の方
が比較的多かったのではという噂もある。ちな
みに郵便屋はゴッドが化けて主人公の様子を観
に来ていたという設定で一幕ごとに登場する。
その5
山田家
左に裕子役の深谷瞳、まん中に山田大(まさる)
役の今福悟、右に大の母役の邑上美樹の三名。
大はこのお話の主人公。イケテない小説家。皆
に振り回され右往左往する役所。裕子は、後半
大を救うべくキワモノ達と渡り合う。母はお話
の最期の最期に出て来て涙を誘う難しい役。と
言う感じです。ちなみにこの三人が揃って台詞
を交えるシーンは一度も無かった。一番大変だ
ったのは主人公の大。出番と台詞が半端では無
かった。よく咽が潰れなかったと思うくらいテ
ンションが高いキャラだった。
その6
回想シーン
2幕に突如現れた自縛霊。その話しの中の回想
シーンとして出て来た三人組。左が☆1石井誠
治(過去)役の岡地琢未、まん中が☆3美紀江
(過去)の柳瀬睦美、右に☆2職場の同僚、車
掌兼売り子の石井邦彦の三人。この回想シーン
とは別の所でちょくちょく違う役で出て来てい
た三人ですが、この回想シーンが本役でしね。
☆1、2は舞台経験が無く稽古当初かなり二人
のシーンでお互い苦労していた様子。☆3は参
加決定がなにしろ遅かった為、急ピッチな稽古
となった為大変だったと思われる。しかし!お
客さんからのアンケートで一番印象に残ったシ
ーン欄に書き込みが多かったのがこの「回想シ
ーン」だった。
その7
世界の中心で…?
手前が大屋・美紀江(現在)役の山田恵。奥は
自縛霊・石井誠治(現在)役の浜口秀一。大屋
として、始めは出て来ているが、途中自縛霊の
昔の恋人とわかる美紀江。自縛霊は2幕に出て
来て2幕で去って行くという役所。が、思いの
ほかこの幕のシーンがお客さんには好評でここ
だけで一芝居うてた。というくらいパニパニの
ストーリーからは外れていた。ちなみに自縛霊
が世界の中心で…のネタをするのだが、実際に
大屋を抱いての写真のようなシーンはありませ
ん。あしからず。(笑)



次は舞台セット&グループ写真だ!